女性向けXRイベントで登壇してきました [VR]
先週土曜日に女性向けのXRイベントがあり、そこで登壇をしてきました。
XRとは、MR(Mixed Reality)・AR(Augumented Reality)・VR(Virtual Reality)など、現実空間と仮想空間を融合した様々なタイプの技術の総称です。
この業界、特に日本には、XRに足を踏み入れる女性が圧倒的に少ないため、女子XR人口を増やしていこう!という素晴らしい趣旨のイベントです。
「やったことないけど興味ある」という方はぜひこちらにアクセスを!
先日の、女性のグローバルリーダーシップ育成ためのシリコンバレーでの合宿も同じ目的で女性が集められたのですが、IT系やスタートアップ系には特に女性が全く足りてないのだと、最近改めて痛感しています。女性が働きやすい世の中にするためにも、女性の数がもっともっと増えなければ!
私は前回のこのイベントには一参加者として受講していたので、今回このようなお話をいただいて、とても嬉しく、興奮しました。
しかし、私は、昨年6月くらいからVRを始めたばかりで、完全に協力会社さんに技術サポートをいただいている超アナログ造形作家です。しかも参加者のプロファイルをお聞きしたら、ほぼ半分はプロレベルのXR関係者。XR初心者の方へ向けてのお話を、と思っていた私はプチパニックに…!
いかにアナログな環境でやってきているのかをお伝えするべく、普段使っている工具も紹介しました
でも、この私だからお伝えできることもある!と思い直し、マレーシアアートフェアでの展示や、作品や自身を3Dスキャンした映像などをご紹介して、「VRはこんなに楽しい!」「世界も広がるからみなさんもぜひ!」とお伝えしてきました。
また、プレゼン終了後、主催者の方から「先日のシリコンバレー合宿についてお聞きしたい」というご質問もいただき、「どんな気づきがあったのか」から派生して、軽く私のアダルトチルドレン(AC)克服経験についてもお話することができました。
しかも懇親会の際にわかったのですが、参加された方の中にこのブログを見ていらしてくださった方が何人かいらっしゃいました。(本当にありがとうございます!)今回のプレゼンの内容にはAC関係のことは入れられないなと少し残念に思っていたので、本当にありがたい機会でした。
しかし、アットホームな会ながらも、きちんとした形で人前で話すのは初めての私。しかもいただいた時間は、45分。
しばらく海外出張中のプレゼンプロのキリスト旦那には、スカイプで遠隔レクチャーをしてもらい、シリコンバレー合宿仲間には「励ましてー!」とかまってちゃんな投稿をし、色々大騒ぎしながらも、なんとか無事にプレゼンを終わらせることができました。ほっ。
でも自分のプレゼンを終えて次の方のスクリーンを見ていたら、視野がかけて貧血症状になっていることに気がつきました。緊張しすぎて脳に血液が巡らなくなっていたのでしょうが、どれだけ緊張していたんだ私。。
ちなみに会場は、たまたまキリスト旦那が普段勤務している、品川のマイクロソフト本社。旦那の不在中に嫁がいく、という不思議な展開でしたが、何度もここには来ていたので、最初の登壇が慣れた場所というのはとてもラッキーなことでした。
私がVRに関わるきっかけになっているので、パワーポイント にも登場してもらいました。
ご来場いただいたみなさま、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!
次回は、先日協力会社さんに3Dスキャンをしていただいたアート仮装「ガネーシャ」のデータがとても面白いことになっていたので、それをご紹介しようと思います。
私の次に登壇された、いつも手厚い技術サポートでお世話になっている、サイキックVRラボ社長の山口征浩さん。
天才なのに超可笑しい方です。頭の中を覗いてみたいです。
山口さんのパワーポイントの最後に…私が使われているんですけど!笑
シュールなバーチャルユーチューバーで爆笑の渦を起こした「ころとろ」さん。
フロアで迷っていたら、別の場所でイベントに登壇されていた、
日本でエヴァンジェリストといえばこの人!の西脇資哲さんとバッタリ。
今苦しみのど真ん中にいる人に伝えたいこと [アダルトチルドレン]
アダルトチルドレンとして今現在苦しんでいる方と話す機会があり、このブログを読んでくれていると話してくれました。
私が誰かの心をラクに出来るということは、私にとって、本当に嬉しいことです。私の、この世に生きる目的と理由になります。私の方こそ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまで私が思っていることを色々なことと絡めて書いて来ましたが、今回は、今現在苦しんでいる方に向けて、伝えたいメッセージだけをまとめておこうと思います。
10年前の私のような、苦しみのど真ん中にいる人に、どうか届いてほしい。
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今はとても苦しい状態だと思います。でも必ずそこから出られるときが来ます。出るのは明日かもしれないし、2年後か10年後かもしれない。出方も人それぞれでしょう。
でも
絶対に出られる。
私が出られたので、確信を持って言えます。
私が特別なんじゃない。
あなたが出られない理由なんか無い。
四十肩とか五十肩の話をいつも思い出すのですが、この痛みを抱えているときは辛くて辛くて、これが一生続くのだと思うそうです。でも、ある日気がついたら治っているのだと。
私もそうでした。この苦しみが一生続くのだと諦めていたのに、気がついたら自由になっていました。こんな瞬間が来るなんて、そのほんの少し前には想像もしていませんでした。でも来ました。
確かに出られたからと言って、他人と比較する癖が全くなくなったり、根拠のない自信がムクムク湧いてきたという、劇的な変化はありません。
でも死にたいと思わなくなって、適度な量の固い自信が生まれました。これで十分でないでしょうか。
完璧を求められてきた私たちは正反対の無敵な自分になろうとしてしまったりしますが、そんな人間は存在しませんし、むしろ不気味です。
今の私は、このちょっとダメな自分が可愛く思えます。自分のことが好きになれる日が来るなんて思わなかったけれど、でも来ました。そして、日々強くなっています。
最後にもう一度繰り返します。もう駄目だ、と思ったときに、どうか頭の片隅に思い出してください。
私が出られたんだから、
あなたが出られない理由なんか無い。
私が特別なんじゃない。
絶対に出られるから大丈夫。
だから死なないで。
生き延びて。
絶対に、大丈夫!
どうか、伝わりますように