昼下がりのリサ・ラーソン [本]
この3日ほど、風邪をひいてダウンしております。
私はがっしりした体格のせいか
超健康体にみられることが多いのですが、
意外や意外、超貧血の、か弱い病弱体だったりするのです。
(握力は最強ですが…)
…というわけでベッドでごろごろしているわけですが、
散々寝すぎて当分睡魔もやってきてくれなそうなので、
このぽかぽか日だまりの昼下がり、
『リサ・ラーソン作品集』をのんびり眺めています。
以前外苑前のインテリアショップ、シボネで一目惚れしたこの本には、
スウェーデンを代表する御年77歳の陶芸家が制作した、
書斎のテーブルとか板張りの床の上に置いて撮影された作品や
平和で愛のあふれる彼女の日常生活の写真などが詰まっています。
はずかしながらこの本に出会うまで
彼女のことをまったく知らなかったのですが、
肩肘はらない自然な生き方や、
目つきの悪い猫だったり、とぼけた顔のロバだったり
ちょっとスパイスのきいた、愛嬌たっぷりの動物や人の陶芸作品に
たちまちとりこになってしまいました。
「毎回、焼き上がりの窯を開けるたびに、失望とある意味、中毒的な幸福感に同時に襲われるの」
「毎回“マスターピース”をつくろうとしてるけど、一度も成功したことがないの。」
と語ってエネルギッシュに挑戦を続ける彼女のアイデアの源は、
たとえばバス待ちをしているときにみかけた犬を連れた人、のような
彼女をとりまく些細な日常の風景だったりするようです。
*彼女のかわいいポートレート!↓
この本の表新には
『作ることは、生きること。』というサブタイトルがついていますが、
日常を大切に前向きに楽しんでいる彼女の思いが
小さな作品たちににじみ出ているような気がします。
…私のつくる作品はどちらかというと「退廃的」な匂いのする、
リサ・ラーソンのような作品とは対極にあるようなものですが、
退廃は退廃でも
陰的な「腐って朽ちていく死の耽美な瞬間」よりは、
陽的な「最も美しく咲き誇る瞬間」を表現していきたいなあ、なんて思っています。
幸せなことばかりじゃなくて、
辛いこと、苦しいことも沢山ある人生、
勇気を与えてくれるもの、明るい風を運んできてくれるものが、
私は大好きですもん!
やはりそれには毎日の生活を大切に慈しむことが大事よね、と
この作品集をみていると、しみじみ感じさせられるのです。
日々精進です。
早く風邪なおさなきゃ!
私はがっしりした体格のせいか
超健康体にみられることが多いのですが、
意外や意外、超貧血の、か弱い病弱体だったりするのです。
(握力は最強ですが…)
…というわけでベッドでごろごろしているわけですが、
散々寝すぎて当分睡魔もやってきてくれなそうなので、
このぽかぽか日だまりの昼下がり、
『リサ・ラーソン作品集』をのんびり眺めています。
以前外苑前のインテリアショップ、シボネで一目惚れしたこの本には、
スウェーデンを代表する御年77歳の陶芸家が制作した、
書斎のテーブルとか板張りの床の上に置いて撮影された作品や
平和で愛のあふれる彼女の日常生活の写真などが詰まっています。
はずかしながらこの本に出会うまで
彼女のことをまったく知らなかったのですが、
肩肘はらない自然な生き方や、
目つきの悪い猫だったり、とぼけた顔のロバだったり
ちょっとスパイスのきいた、愛嬌たっぷりの動物や人の陶芸作品に
たちまちとりこになってしまいました。
「毎回、焼き上がりの窯を開けるたびに、失望とある意味、中毒的な幸福感に同時に襲われるの」
「毎回“マスターピース”をつくろうとしてるけど、一度も成功したことがないの。」
と語ってエネルギッシュに挑戦を続ける彼女のアイデアの源は、
たとえばバス待ちをしているときにみかけた犬を連れた人、のような
彼女をとりまく些細な日常の風景だったりするようです。
*彼女のかわいいポートレート!↓
この本の表新には
『作ることは、生きること。』というサブタイトルがついていますが、
日常を大切に前向きに楽しんでいる彼女の思いが
小さな作品たちににじみ出ているような気がします。
…私のつくる作品はどちらかというと「退廃的」な匂いのする、
リサ・ラーソンのような作品とは対極にあるようなものですが、
退廃は退廃でも
陰的な「腐って朽ちていく死の耽美な瞬間」よりは、
陽的な「最も美しく咲き誇る瞬間」を表現していきたいなあ、なんて思っています。
幸せなことばかりじゃなくて、
辛いこと、苦しいことも沢山ある人生、
勇気を与えてくれるもの、明るい風を運んできてくれるものが、
私は大好きですもん!
やはりそれには毎日の生活を大切に慈しむことが大事よね、と
この作品集をみていると、しみじみ感じさせられるのです。
日々精進です。
早く風邪なおさなきゃ!