撮影して生まれ変わりました！

今日、GENESiS（ゲネシス）というスタジオを主宰されている大竹正明さんという
百貨店ポスターや色々な広告などのファッション写真を多く撮られている方に、
作品を撮影していただきました。

以前に一度別のスタジオで物撮りをしたことはあるのですが　
大竹さんは人物を多く撮影されている方なので、
私の作品を人間のように撮っていただけるようで
どんなイメージが出来上がってくるのかわくわくしっぱなしでした。

今回撮影していただく作品は、全部で３種類。
撮影にあたっては、背景にはグレーのグラデーションが美しい紙を配置して、
照明は一方向からあててドラマチックな影を。
すると、私がみたことがないような表情を人形が見せ始めました。

大竹さんのレンズを通すと、
作品がまるで生きているように意思を持ってレンズをじっと見つめていて
その堂に入ったモデルっぷりに、
「ああ私の手から巣立って手が届かないところにいってしまった」
と、嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになりました。


↑撮影風景です

…そして写真は、本当に素晴らしいものになりました！！

今回の撮影を通して学んだことがありました。

撮影している時間というのは、単に記録している時間ではなく、
大竹さんが表現者として私の作品を使って表現をしている時間であるということ。

私の作った作品が大竹さんの作品として生まれ変わる瞬間に
張りつめた空気の中で起こる化学反応には、すさまじいものがありました。
今回初めて、人とコラボレーションする醍醐味がわかった気がしました。

デザインの現場にいる方にとっては当然なことでも、
粘土の制作は自分一人の作業なので、それがなかなかわからないのです。

今回撮影した写真は何回かに分けてブログでご紹介したいと思っています。
サイトの方も新しい写真に更新しなくては！

大竹さんとは、これからも私の作品を撮っていただいて、
新しい試みをご一緒にしていくことになりそうです。
本当に嬉しく感動的です！！

タグ：GENESIS ゲネシス 大竹正明 ファッション写真