シリコンバレーで自分の山の道を固める [アダルトチルドレン]
本日から12日間、サンフランシスコ&シリコンバレーに行ってまいります。
20日からはシリコンバレーにて、女性起業家の養成所「Women’s Startup Lab(WSL)」という、4泊5日のスーパーハードそうな強化合宿プログラム?に参加させていただくことになっています。
アートをやっていて、当面は起業も考えていない私が、なぜ起業家プログラムに?と思われるかもしれませんが、私も正直なところどうなるのかわかっておりません。
でもきっと何か素晴らしいヒントが見つかるはず!!
旅に出るときには、昔からコレ!
登るべき山に登る
この1、2年で、私は自殺衝動からは自由になりましたが、だからといって全てのマイナスの感情が消え去ったわけではありません。
確固たる揺るぎない自信がついたわけではないので、時々昔に染み付いた思考回路に振り回されて、ここではなくどこかに登るべき別の山があるのではないかという焦りと不安を感じ、先に目覚しい結果を出している人と比較しては落ち込んだりもしました。
でも、ようやく最近アダルトチルドレン(AC)克服の経験談を出していくことに決めてから、自分の人生で何をやるべきなのかを見つけることが出来たと感じるようになりました。自分が動くことで、誰かを勇気付けられる。これは、私がこれからも生き続けるための最大の理由になってくれます。
自分が登るべきでない山に憧れて、今いる場所を恥じてきた自分をもう終わりにしよう。自分が登ってきた道に誇りを持ってゆこう。今はそう思います。
しかし、アートとAC関連活動とどう結びつけていくのか。また、どう自分をプロデュースして、どう世の中に伝えていくのかは、まだ全く見えていません。
このプログラムでは、参加者の皆さんや、シリコンバレーのアドバイザーとの対話を通じて徹底的に自分の内面と向き合うことになるようなので、それを見つけてこようと思います。
見切り発車で、今できることを
ところで、今回このシリコンバレーのプログラムへお誘いいただいた、IT界の女帝、奥田浩美さんの著書『人生は見切り発車でうまくいく』には、大変助けられました。
生き馬の目を抜くようなIT業界は、完全なものが出来あがるまで待っていたら、どんどん技術もタイミングも陳腐になる。だからとりあえず「見切り発車」で動いてみて、走りながら修正していこう。
この考えは、完璧を求めてがんじがらめになって動けなくなっていた自分を、「まだ完全ではないけれど、勇気を出して表現していってみよう」と解放してくれました。
帰国した週末には、こちらも女性向けのVR関係のイベントに登壇させていただくことになっています。VRはまだ始めて1年ほどですし、旦那がプレゼンのプロながら、私は人前で話すことは超がつくほど苦手です。
でもこんな「まだまだ」づくしな状態でも、きっと今のこの段階にいる自分だからこそ話せることがあるはず。必要以上に大きく見せることなく、色々なものに足を突っ込みかじってきた私の体験を素直にお伝えできればいいなと思っています。
でも、まずは、シリコンバレーです。いってきます!