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いわきへ災害ボランティアにいってきました(2)

ボランティアに行く前に色々な方のブログを参考にさせていただいたので、いわきでの災害ボランティア報告として何か参考にしていただけることがあればと思い、項目ごとにまとめてみました。

ただ、津波の被害を受けたはずなのに泥がないなあと思っていたらすでに撤去されていたからだった、そんな風に状況は刻々と変わっています。あくまでもこれはGW時点でのいわきの一部の情報です。

◆仕事
活動を希望するなら、まずいわき市の災害ボランティアセンターに登録をして、仕事を割り振られるまで待ちます。PCをほとんど使わず紙ベースで仕事のマッチングをするので、仕事が割り振られるまで2〜4時間かかってしまいました。実際の作業は諸事情で15時くらいまでに終了しなければならず、9時:登録→12時:移動・活動→15時:終了、となると実質働けるのは3時間ほど。

お仕事は、家屋の泥かきからがれき撤去、物資の仕分け、清掃など色々な種類があります。車を持っている人は、メンバーを乗せて現地に移動します。

私たちは、一日目は小名浜の「ら・ら・ミュウ」という魚市場の前の道路清掃、二日目は久之浜にある地震で被害を受けた民家の片付けをしました。道路清掃は、生け垣にひっかかった物をはずしたり、流れ着いた大小様々なものを拾ってゴミ袋に集めて集積所に運ぶというもの。40名くらいで2時間ほど掃除し、100メートルほどの歩道が元通りになりました。民家の片付けに関しては、途中からこれは地震の被害に関係ないのでは?という不要物廃棄のようなお仕事になってしまったのですが、お仕事を割り振られた以上仕方ありません。完遂しました。

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※ボランティアセンターの前でお仕事の指示を待つボランティアの皆さん

◆ 装備
スコップやシャベルやバケツなどの道具は一通りセンターにありました。ただ、長靴やゴム手袋、マスク、ゴーグル、帽子など身につけるものは自分達で用意しました。両手が空いて動きやすい格好というのは必須です。

◆ 物資
沿岸部でも被害を受けていないコンビニや商店は通常営業していました。いわきに関しては、物資はそこまで必要とされていないようでした。ちなみにボランティアセンターでは、仕分けの手間がかかってしまうからか個人からの物資は受け付けていません。

◆ 地震
いわきにいた間に、近場を震源とする震度4の地震に2回見舞われました。東京で感じるぐらーんぐらーんという周期の長い揺れとは違い、婉曲さがないどこかむき出しな暴力的な揺れでした。沿岸部で作業をしているときには、どこかでドーンという音がした後に地面が左右にぐらぐらと揺れ、足下をすくわれるようで思わずしゃがみこみました。こんな揺れを頻繁に体験する福島の方は本当に大変だと思います…。

以上、思いつくまま書き出してみました。
これから暑くなってくると、徐々に活動するのも大変になってくると思われます。でも、少しでもボランティアしてみたい!と思われている方がいらっしゃったら、まずは現地に向かってみることをおすすめします。仕事はきっとたくさんあります。
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