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早川良雄さん展覧会「“顔”と“形状”」@東京国立近代美術館 [展覧会情報]

一昨日ひょんなことから
グラフィックデザイナー早川良雄さんの展覧会
日曜まで開催されていると知って、
しかも、展覧会のテーマが「“顔”と“形状”」なんて、
それしか興味がないような私が「行かなくてどうする!」
と、急遽、東京国立近代美術館にいってきました。

正直、早川良雄さんのことは
敬愛するイラストレーター、灘本唯人さんが昔事務所に所属されていた、
「大御所デザイナー」という程度しか知らなかったのですが、
20点ほど展示されていたドローイングの原画に衝撃を受けました。

目や口の位置がずれていたりするのに
そこはかとなく色気が漂う美しい女性の絵、
デフォルメされているのに自然に見える肩や首のライン…
すべてにため息です。。。

しかし、なによりも美しい色使い!
濃い色に上から白を重ねたスモーキーな色合いの横に
突然鮮やかな黄緑やブルーが置かれていたり、
そのマジカルなパワーにすっかり魂を吸い込まれて、
監視員の方に怪しまれてマークされるほど、
絵の前でしばらく固まっておりました。

誰にでも好きな色があるように、
絵を描いたりデザインする人にはそれぞれ得意な色があると思うのですが、
私は、青なら青系、赤なら赤系、など
いつも同系色の色で無難にまとめてしまうことが多かったので、
全然違う色を持ってくるということをいつか試してみようと思います!

それにしても、
この5年くらいで自分の好みが随分変わりました。
昔はどちらかというと写実的で美しくて繊細な絵が好きだったのですが、
最近は抽象的で大胆に省略されたような絵により魅かれています。

大学でデザインを勉強している時には「グラフィックってなんぞ」と
恥ずかしながらずっとわからなかったのですが、
なんとなく最近は少し感覚がわかってきたような気がします。
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