マリア・カラスのドレス [展覧会情報]
伝説のディーヴァ、マリア・カラスをイメージして
イタリアのデザイナーがドレスをデザインした展覧会をみに、
昨日日本橋髙島屋にいってきました♪
劇場のように照明が落とされて
ドレスだけがスポットライトを浴びている暗い会場に一歩入ると、
カラスの歌声がところどころで地鳴りのように鳴り響いていて、
神々しい場所に紛れ込んでしまったかのような厳かな感覚に。
カラスの歌声をちゃんと聞いたのはこれまでなかったのですが、
録音されたものでもこれだけの圧倒的なエネルギーがあるのなら、
生で聞いたらどれだけすごかったのかしら!!と鳥肌が立ちました。
ビーズやスパンコールがぎっしりと縫い付けられたドレスや、
長いトレーンがついたゴージャスなドレスなど、
23点もの完璧な形のドレスが並ぶ様子は圧巻、の一言。
その中でも、「これぞマリア・カラスのためのドレス!」と
釘付けになったのは、トラサルディ作の深紅の革のビスチェドレス←。
エミリオ・プッチのドレスは、
カラスの故郷ギリシャをイメージした
女神の衣のようなドレープが幾重にも入った美しいものでしたが、
やはりカラスのような情熱的な女性には、
人を簡単には寄せ付けないような威厳を感じさせる、
他の命を纏う「革」という素材がしっくりくるような気がしました。
それにしても、
マリア・カラスという最高の芸術家と最高のイタリアンデザイナーの競演は
あまりにも感動的な体験で、
会場の神々しさも手伝って、震えるような興奮を覚えました。
「その声は美しいものが皆そうであるように、
神に近づいたことを感じさせてくれる」
会場には、有名なデザイナーや映画監督などがカラスを称賛したこのような言葉がいたるところに貼ってあったのですが、
このコラボレーションにもまさにそれを感じさせられました。
カラスが唯一主演した映画『王女メディア』、
パゾリーニ監督の作品はグロいようなイメージがあって敬遠していたのですが、
この機会にぜひ観てみようと思います。
なにはともあれメリークリスマス!
イタリアのデザイナーがドレスをデザインした展覧会をみに、
昨日日本橋髙島屋にいってきました♪
劇場のように照明が落とされて
ドレスだけがスポットライトを浴びている暗い会場に一歩入ると、
カラスの歌声がところどころで地鳴りのように鳴り響いていて、
神々しい場所に紛れ込んでしまったかのような厳かな感覚に。
カラスの歌声をちゃんと聞いたのはこれまでなかったのですが、
録音されたものでもこれだけの圧倒的なエネルギーがあるのなら、
生で聞いたらどれだけすごかったのかしら!!と鳥肌が立ちました。
ビーズやスパンコールがぎっしりと縫い付けられたドレスや、
長いトレーンがついたゴージャスなドレスなど、
23点もの完璧な形のドレスが並ぶ様子は圧巻、の一言。
その中でも、「これぞマリア・カラスのためのドレス!」と
釘付けになったのは、トラサルディ作の深紅の革のビスチェドレス←。
エミリオ・プッチのドレスは、
カラスの故郷ギリシャをイメージした
女神の衣のようなドレープが幾重にも入った美しいものでしたが、
やはりカラスのような情熱的な女性には、
人を簡単には寄せ付けないような威厳を感じさせる、
他の命を纏う「革」という素材がしっくりくるような気がしました。
それにしても、
マリア・カラスという最高の芸術家と最高のイタリアンデザイナーの競演は
あまりにも感動的な体験で、
会場の神々しさも手伝って、震えるような興奮を覚えました。
「その声は美しいものが皆そうであるように、
神に近づいたことを感じさせてくれる」
会場には、有名なデザイナーや映画監督などがカラスを称賛したこのような言葉がいたるところに貼ってあったのですが、
このコラボレーションにもまさにそれを感じさせられました。
カラスが唯一主演した映画『王女メディア』、
パゾリーニ監督の作品はグロいようなイメージがあって敬遠していたのですが、
この機会にぜひ観てみようと思います。
なにはともあれメリークリスマス!
なんかスパムコメントついてるねー。
ドレスとか服とか最近ちょっと面白いなと思うようになりました。
まだ身につけるもの、着るものとしての興味というよりは
布というもので構成されている造形物としての興味のが
先にたってしまうのだけど、服というのは装飾と機能美というのが
とてつもなく高いレベルで融合し両立するすごいものなのだというのが
ちょっとだけわかってきたので、こう言ったドレスの展示も観てみようかな
そう思いました。
それにしても数多く展覧会にまめに足を運んでるねー
関心してしまうよ。
遅ればせながら我々の展示も盛況のうちに終了致しました。
来てくれてホントに有難う!あまり長く話せなかったので
感想また聞かせてください。
(このブログに取り上げてもらえるかなーとドキドキしてたんだけどね。
全くなかったんでちょっとさびしかったです。w)
by Oz (2009-12-25 18:19)
>OZくん!
スパム消したよ〜〜!制限してないから仕方ないね。。。(^^;)コメントありがとう!
洋服ってほんと装飾と機能美の両立っていうのが面白いよね。
「ラグジュアリーファッション」展ていうのが前に現代美術館でやっててみにいったんだけど、(http://www.kci.or.jp/exhibitions/luxury/exhibits/index.html#anchor03)コム・デ・ギャルソンとマルタン・マルジェラの洋服づくりのコンセプトが洋服というものの概念とか前提を覆していて、腰抜けそうだったよ!ギャルソンのは、ほとんど彫刻みたいだし、マルジェラは割れたティーカップのカケラとかで洋服作っちゃうの!すごかった!!
というかOZくん、展覧会おつかれさま〜〜〜!なんだかばたばたしてたら取り上げる機会を逸してしまった。。期待してくれてたのにごめんね(><)でもすごく面白かったので、近々ぜひご紹介させてもらいます〜〜☆帰国子女の視点からみている日本っていうのが、描いているのは日本なんだけど外国の香りがそこはかとなくする、っていう二重な構造になってるようで興味深かったよ!教えてくれてほんとにありがとうね!!
by sawanao (2009-12-26 01:04)