実在の人物の生還例が何よりも大事だから…! [アダルトチルドレン]
放送作家の野呂エイシロウさんのPR勉強会で情報発信が大事!と教わったので、ブログを再開することにしました。
私はアダルトチルドレンでした。
https://kokoyuta-jp.com/special/2259/
先日この記事が公開されたのでFacebookでつぶやいたのですが、その直後からメッセやコメントで、たくさんの方に「私も機能不全家庭で育った。声をあげてくれてありがとう」とメッセージをいただきました。
地獄の渦中にいる方も、克服された方もいらっしゃいましたが、その多くは普段から明るく活動されている方ばかりで、笑顔の裏でどんな血を吐くような思いで生きて来られたのかと愕然としました。そして、身近にこんなにいらっしゃったということにも。
私は医者でもカウンセラーでもないので、処方箋もアドバイスも出すことはできません。命がかかっていることなので、素人の私がそうすることはとても危険だと思うからです。
私が出来るのはあくまで一つの脱出事例の紹介です。でも、正解は存在しないし、百人いれば百通りの脱出方法があるわけで、事例はなるべく多い方がいい。
以前希望が見えない中でもがいていいたときに、なんで脱出者の情報がないのだろうと絶望していました。今はネットで少しは探せるようになりましたが、匿名の人物ではなく、実在の人物の生還例が何よりも大事なのです。
「自分も出していける」と思った方はぜひどんどん発信してください。それがじわじわと波紋のように広がって、どこかで救われる人が出て、ひいては自分自身に返ってくる。
だから私にとって、こうして経験を出していくのは自分のためでもあるのです。まずは自分が幸せにならないと誰も救えません。
そして幸せな空気は伝播していくから、教えよう救おうとしなくてももうそこにいるだけでよくなって、それこそが、機能不全家庭で育ってきた私たちに最も欠けている、「私たちは生きていていい」という自己肯定感に繋がるのだと思います。
私は脱出はしたけれど、もちろん悟りを開いた人間でもありませんし、相も変わらず煩悩にまみれています。しかし、そんな自分が最近は大好きです。
一人でも多くの人が、生き延びてくれますように。
このブログでは、制作活動の記録や(造形作家なので…!)、アダルトチルドレン関連のことなどを書いていこうと思います。
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